YSTでも被リンク数の増加は、リンクされたページの評価を上げる効果がありますが、Googleの場合とは少し様子が異なります。
Googleの場合は、"アンカーテキスト"をベースとしたリンク解析により、リンク元からの"PageRankの配分"の積算値でもってリンクされたページが評価されるため、SEO対策としては以下が重要となります。
1.リンク元のアンカータグに、狙いとするキーワードを入れて貰う
・・・タイトル内にキーワードを埋め込み、テキスト(バナーリンクの場合はartタグ)ベースでのリンクを張って貰う。
2.PageRankの高いページ、リンク数の少ないページからのリンクを増やす
・・・リンクを受けることによるPageRankの配分は(リンク元のPageRank/リンク元が張ったリンク数)で決まる。
3.Html形式のページからの被リンクを増やす
・・・CGIなどの動的ページからのリンクは拾われない。
YSTの場合、例えば"クリック"で検索すると、タイトルや本文に"クリック"が全く含まれていないAdobe
Readerのダウンロード用のページが上位に表示されます。
このページは、Googleでは被リンク数が26,200もあるのに圏外となっており、アンカーテキストにも"クリック"がほとんど含まれていないことから、
YSTではGoogleと比べてリンク元のページ内のキーワードをより広い範囲で拾うことが解ります。
HITSの場合、ページ全体のトピック(キーワード)をもとにリンク構造を解析するため、アンカーテキストやその近辺だけでなく「
リンク元のページのどこかにキーワードが含まれていれば評価対象」になります。
これだけでは、HITSが実装されていることの裏付けにはなりませんが、その可能性を否定できないことはお解り頂けたのではないでしょうか?
もし
HITSのアルゴリズムでリンク評価されているとすると、被リンクによる加点は「狙いとするキーワードに関連した"ハブ"からのリンクでないと評価されない」ので、やみくもに被リンクを増やしても効果が期待出来ません。
※"オーソリティ"からの被リンクや、キーワードに関係のない"ハブ"からのリンクは加点対象外。
また、HITSのアルゴリズム自体は"ページ"単位での評価も可能ですが、ページ単位だとあまりにも計算量が増えるため、内部リンクを除いたサイト単位(ドメイン単位)での評価の可能性が強いです。
但し、上記の例からは、少なくとも”オーソリティ”については”ページ”単位で被リンクを評価するアルゴリズム(Inktomiでのリンク評価?)が働いているようなので、断定は出来ません。
※サイト単位の評価であれば、内部リンクは加点の対象にならないです。
HITSが実装されているかどうかは別として、狙っているキーワードが含まれているページからリンクされる数が増えると検索順位があげるのは確かなようなので、「
同一カテゴリのサイトからの被リンク数を増やす」のはYST対策として有効だと思います。
HITSが実装されているとなおさらそうなのですが、リンク元のサイトのテーマが自サイトと同じであれば、自サイトにとって有効なキーワードが沢山含まれている可能性があり、結果として多くのキーワードに対する加点を得ることができます。