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YST対策:ページ検索の"謎" 〜YST対策についての疑問を整理してみました〜
1 YSTの基本アルゴリズムはInktomi+HITS?
2 YSTはページ内要因を重視する?
3 ページキャッシュの"謎"(1)
4 ページキャッシュの"謎"(2)
5 リンクポピュラリティは重視されない?
6 Yahoo!にリンクを張ると効果がある?
7 過剰な相対リンク/被リンクはスパム?
8 Update Tim〜インデックス変動の"謎"
9 Update Tim〜新たなアルゴリズムへの布石?
10 Update Tim〜「基本に立ち返れ!」ってこと?

YSTでも被リンク数の増加は、リンクされたページの評価を上げる効果がありますが、Googleの場合とは少し様子が異なります。

Googleの場合は、"アンカーテキスト"をベースとしたリンク解析により、リンク元からの"PageRankの配分"の積算値でもってリンクされたページが評価されるため、SEO対策としては以下が重要となります。
1.リンク元のアンカータグに、狙いとするキーワードを入れて貰う
 ・・・タイトル内にキーワードを埋め込み、テキスト(バナーリンクの場合はartタグ)ベースでのリンクを張って貰う。
2.PageRankの高いページ、リンク数の少ないページからのリンクを増やす
 ・・・リンクを受けることによるPageRankの配分は(リンク元のPageRank/リンク元が張ったリンク数)で決まる。
3.Html形式のページからの被リンクを増やす
 ・・・CGIなどの動的ページからのリンクは拾われない。

YSTの場合、例えば"クリック"で検索すると、タイトルや本文に"クリック"が全く含まれていないAdobe Readerのダウンロード用のページが上位に表示されます。
このページは、Googleでは被リンク数が26,200もあるのに圏外となっており、アンカーテキストにも"クリック"がほとんど含まれていないことから、YSTではGoogleと比べてリンク元のページ内のキーワードをより広い範囲で拾うことが解ります。

HITSの場合、ページ全体のトピック(キーワード)をもとにリンク構造を解析するため、アンカーテキストやその近辺だけでなく「リンク元のページのどこかにキーワードが含まれていれば評価対象」になります。
これだけでは、HITSが実装されていることの裏付けにはなりませんが、その可能性を否定できないことはお解り頂けたのではないでしょうか?

もしHITSのアルゴリズムでリンク評価されているとすると、被リンクによる加点は「狙いとするキーワードに関連した"ハブ"からのリンクでないと評価されない」ので、やみくもに被リンクを増やしても効果が期待出来ません。
 ※"オーソリティ"からの被リンクや、キーワードに関係のない"ハブ"からのリンクは加点対象外。

また、HITSのアルゴリズム自体は"ページ"単位での評価も可能ですが、ページ単位だとあまりにも計算量が増えるため、内部リンクを除いたサイト単位(ドメイン単位)での評価の可能性が強いです。
但し、上記の例からは、少なくとも”オーソリティ”については”ページ”単位で被リンクを評価するアルゴリズム(Inktomiでのリンク評価?)が働いているようなので、断定は出来ません。
 ※サイト単位の評価であれば、内部リンクは加点の対象にならないです。

HITSが実装されているかどうかは別として、狙っているキーワードが含まれているページからリンクされる数が増えると検索順位があげるのは確かなようなので、「同一カテゴリのサイトからの被リンク数を増やす」のはYST対策として有効だと思います。
HITSが実装されているとなおさらそうなのですが、リンク元のサイトのテーマが自サイトと同じであれば、自サイトにとって有効なキーワードが沢山含まれている可能性があり、結果として多くのキーワードに対する加点を得ることができます。


YST対策についての情報を調べていると、「Yahoo!Japanにリンクを張ると効果がある」ような主旨の噂を目にすることがありますが、これはどうなんでしょうか?
これもHITSが実装されているとすれば、あながちマユツバではないかも知れません。

HITSのアルゴリズムでは、優良な"オーソリティ"にリンクを張ると、"ハブ"としての評価があがります
従って、狙ったキーワードに対して、Yahoo!Japan内に"オーソリティ"に該当するページがあれば、そのページにリンクを張ったことで"ハブ"としての評価があがることになります。
Yahoo!Japanのトップページがそうだとすると嬉しいのですが、どうなんでしょう?
"Yahoo!"とか"18歳未満"とかでは効果があるのかも知れませんね。

また、HITSのアルゴリズムでは、Yahoo!のディレクトリに登録すると"オーソリティ"としての評価が上がることは解りますが、Yahoo!のディレクトリに登録されているサイトや、検索結果の上位に表示されているサイトからリンクを貰うとどうなるのでしょう?
リンクしてくれたサイトが"ハブサイト"であれば、高い評価を受けている(結果として上位表示されている)ハブサイトからリンクされたと云うことで"オーソリティ"としての評価があがるはずなのですが、今までのところでは効果を確認出来ていません。

話を戻しますが、運営されているサイトが総合リンク集や検索エンジンサイトの場合には、ダメモトでYahoo!のディレクトリに登録されているサイトや、Yahoo!での検索結果の上位に表示されているサイトにリンクを張ってみてはいかがでしょうか?
少なくとも、優良なリンク集を構築するうえで損はないですし、YST対策として効果がある可能性もゼロではないと思いますから。

こう考えていくと、お小遣い系情報サイトによくある"トップページでの相互リンク"はどうなんでしょうね?
"ハブ"としての評価と"オーソリティ"としての評価の両方で加点されるとすると、とってもオイシイですね。
検索結果を調べてみると、Googleではリンクスパム扱いをされるほどトップリンクを張ったページが上位に表示されていますし、同じようなリンク構造を持つブログもそうであることから、トップ相互リンクが嫌い(?)な私も食指が動きます。
 ※あまり効果が有りすぎると、そのうち"過剰SEOペナルティ"を科せられるリスクもありますが・・・