Inktomiがベースであるためか、「
YSTはページ内要因を重視する」と云われています。
一般に、ページ内要因としては、
次のようなところがチューニングのポイントとなりますが、YST対策としてどの程度効果があるのでしょうか?
1.タイトル中のキーワード
2.キーワード数またはキーワード密度・近接度
3.見出しの中のキーワード(Hxタグ)
4.論理的強調タグの中のキーワード(Strong、Em,Liなど)
5.キーワードの記述位置(先頭に近い位置に)
6.アンカータグ内のキーワード
7.Metaタグ内のキーワード
全文検索エンジンのほぼすべてに使われている基本アルゴリズムは、キーワードの出現頻度やタグなどによる重み付けで評価する方式(TF/IDF)なので、どの検索エンジンでもリンクポピュラリティよりページ内要因の方を重視しますが、YSTがGoogleなどと比べてどの程度"重視"しているかについては少し疑問に思っています。
スパムまがいのキーワードてんこ盛りのページが上位表示されていたりするので、「
ページ内要因を重視する」現象があることは確かですが、Yahoo!での検索結果を見てみると、サイト全体の評価を含むページ外要因の方が効いている思われる次のような現象も多くあります。
1.該当するキーワードが一つも含まれていないページが上位表示される
・・・但し、被リンク数は多く、リンク元のページ内のどこかにはキーワードが含まれている。
2.掲示板などリンク元のページとの順位の逆転
・・・ページ内要因の比較では、明らかにリンク元の方が低い場合でもそうなる。
3.SEO対策していないと見られるページの方が上位に表示されていることが多々ある
・・・被リンク数やPageRankが低く、ページ内要因も調整されていないのに何故?
また、中途半端なチューニングでは、何となくGoogleより反応が鈍いように感じており、単純に「ページ内要因を重視する」と云うことで片付けて、これのチューニングに注力すればYST対策はOKと云う訳にはいかないのです。
ページ内要因を重視するかどうかは別として、
他の検索エンジンと比べるとかなりクセがあることだけは確かだと思います。
このサイトのトップページのように、Google系(Google、goo、Infoseekなど)、新MSN、Ask jpなどでは上位表示されても、Inktomi系(YST、旧MSNなど)では上位表示されないサイトが多数あるようですから・・・。
Google、新MSN、Ask jpは、それぞれ固有のスコアアルゴリズムを搭載しているので、
Inktomi系に固有の何かに問題があるようです。
この辺の参考情報ですが、ページ内要因に係わるYSTの特徴的な現象として、次のようなことが云われています。
1.H1タグについては、使い方次第で減点される
・・・このホームページでも、H1タグを外したことで多少アップしました。
2.Metaタグのdescriptionやkeywords内のキーワードも有効
・・・以前はスパムの温床だったので、スパム判定は強化されているはず。
3.Metaタグのlang 属性が"ja-JP"のページは検索されない
・・・MSN(旧)などを含めて、Inktomi系で共通の仕様(バグ?)とか。
4.Metaタグのkeywordsにページ本文(BODY)中にないキーワードを記述すると減点される
・・・真偽不明。以前にはスパム扱いされたこともあったようです。(Googleでは無視されるのでOK)
5.HTMLにストリクトな特性(融通の利かないロジック)
・・・Tableを多用(多重入れ子)すると近接度評価が狂うなど。
6.ソースコード内のテキストを広範囲に拾う(表示されないテキストも評価の対象)
・・・altタグ内だけでなく、URLなどをふくめてBodyダグ内の全てのテキストが対象。
7.CGI、PHP、 ASP などの動的ページや、FLASH、JavaScript内のテキストも対象
・・・実際に検索結果として表示されている。
"
過剰SEOペナルティ"による減点の可能性のほか、検索エンジン側のスコアリング用パラメータの調整不足や、"
バグ"の可能性も含めて考えるべきかも知れませんね。